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執筆者の写真Masato Kodanagi

InterBEE 2023で感じた「気づき」とは?

こんにちは!ラクワカリンクの小棚木(コダナギ)です。


先日、幕張メッセで開催されたInterBEE2023に参加する機会を得ました。

コロナ禍の時はオンライン開催のみの年もありましたが、

2022年からは再び現地開催されるようになり、今年も実際に参加してきました。


毎年のことながら、技術の最先端を感じる展示、各方面のトップランナーの方々による熱い議論、そして何よりも、参加者一人ひとりの情熱に触れた素敵な体験をすることができました。今回のブログでは、少しだけではありますがその体験の一部を皆さんと共有したいと思います。


InterBEEの様子


InterBEEの雰囲気


InterBEE2023の会場は、最新技術のショーケースで溢れていました。各ブースでは、日本中の通信や放送、クリエイティブを支える最新のハードウェアやソフトウェアが展示され、それぞれがどのようにしてビジネスやエンドユーザの生活を豊かにするか、生き生きとしたデモンストレーションが行われていました。


どのブースに行ってもスタッフの熱意が凄い!「自分たちの作ったモノやサービスで日本を変えていきたい」という思いがビシビシ伝わってきましたね〜!


新しい発見


今年は特に「XR」「オーディエンス」「データアナリティクス」「放送とネット」という分野に集中して各企業様のブースやカンファレンスにお邪魔させて頂きました。


テレビ局の方が登壇するカンファレンスなどでは、有名ドラマの制作現場に現実の映像とデジタルのCGをうまく"ブレンド"させるXR技術を活用しているという話を聞くことができ、没入感を高めるための面白い試みなどを聴くことができました。

いわゆる「あきらかにCGとわかるものが使われている」という話ではなく、種明かしをしないと一般の視聴者にはなかなか気づきにくいような効果的な使い方をしているのが面白かったですね〜。個人的に私の好きなドラマの話もあったので、CGと気づけていなかった私は「あ、あの部分合成だったのかw」とちょっと悔しい気持ちになりました。笑


放送・ネットでのコンテンツ視聴におけるデータアナリティクスについては、日本のオーディエンスの視聴スタイルがここ10年で著しく変化し、かつ年齢層・性別・職種によってもクラスタが分かれるというようなお話を聴くことができました。海外諸国とのデータの比較などもあり、日本のユーザがどのような思考に基づきコンテンツを視聴しているのかについて興味深い知見を得ることができました。


そして気づいたこと


最後に、私がInterBEEに参加して気づいたことについて。

様々な技術の登場により、私たちの生活はどんどんボーダレスに近づいています。

というと・・・


コンテンツの配信スタイルが進化した結果、様々なコンテンツ配信プラットフォームの境界があいまいになったり


音声認識と自動処理技術が進化した結果、他国の言葉を高速で翻訳することができ言語の壁があいまいになったり


人が生み出すものと、機械が生み出すものの違いがわからないほどの高度なAIが登場し始めたり


ハードウェアとソフトウェアが高度に連携することによって

アナログとデジタルがネイティブに共存することによって

人と機会が共存することによって


このように、私たちの生活は急速な勢いでボーダレスに近づいています。


つまり、「機械が人に合わせる」だけでなく、「人が機械に合わせる」こと

これが重要になってくるわけですが(この重要性自体は3年前ぐらいから語られています)


何よりもまず、技術の進歩に興味を持ち、親しみを持って歩み寄ること

「人が機械に合わせる」前に、その気持ちを持ち続けること、そしてその気持ちを周囲の人に広めることでデジタルを活用できる人とそうでない人との差=ボーダーを無くして行き、豊かな人生のために全ての人が上手にデジタルを活用できる環境を整えることが、われわれ人類が為すべきことなのかなと。


そういう意味で、ボーダレスという言葉の本当の重要性に気づきました。


われわれのラクワカリンクも、経営者の方々の事業ポテンシャルを最大限発揮してもらうために、デジタルを上手に活用できる環境を整えるお手伝いを今後も進めて行きたいと思います!


今回はこの辺りにしておきます。

InterBEE、来年も行くから待っててね〜。






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